校内研究活動
校内研究活動
今年度の校内研究でめざすのは、「ユニバーサルデザイン授業」をベースにした、「問題解決的な学習」。そして、「探求的な学び」です。
【ユニバーサルデザイン7原則】
1だれにでも同じようにできる 「公平性」
2使い方を選べる 「自由度」
3簡単に使える 「単純性」
4欲しい情報がすぐにわかる 「明確さ」
5ミスや危険につながらない 「安全性」
6無理なく使える 「体べの負担の少なさ」
7使いやすい広さや大きさ 「空間性」
【ユニバーサルデザイン授業とは】
二砂小に通うすべての児童にとって
わかる できる ひろがる 授業 です。
一人一人、得意な学習、興味のある学習、はちがいます。学び方も「一つの事をじっくり時間をかけて追求する」「いろいろな事に視野を広げる」「体をうごかしながら考える」「頭のなかでイメージを膨らませて考える」など様々です。様々な個性、特性を持った児童が一つの教室の中に30人以上が集まって学ぶ二砂小の教室で、一人一人が学ぶべきことが「わかる」、そして学ぶべきことについて、いろいろと考えたり、やってみることが「できる」、さらに教室のみんなや、家庭や地域と「つながる」。授業が「たのしい」ので、さらに学びたくなる。これが、私達の考える
「わかる・できる・つながる・たのしい授業」=「ユニバーサルデザイン授業」です。
【ユニバーサルデザイン授業で目指す授業とは】
「構造化」「視覚化」「焦点化」「共有化」「意欲化」 された授業をめざします。
「構造化」=「つかむ」「かんがえる」「まなびあう」「まとめる」の問題解決な学習過程にすることで、見通しやすくします。また、教室環境を学習に集中しやすいように整えます。
「視覚化」=教師の言葉での説明は消えてしまいます。視覚化(見える化)を組み合わせます。
「焦点化」=児童の理解度に寄り添って、的を絞って学習を進めます。
「共有化」=「ひとりひとりの学び」を「みんなの学び」にするための手立てを工夫します。
「意欲化」=「たのしくなければ授業じゃない」 意欲的に学べるための手立てを工夫します。
「個別最適化」=一人一人の特性に応じた、最適な方法を工夫します。
【探求的な学びについて】
問題解決的な学習サイクルで学習すると、学習の終わりに次の課題がみえてきます。
これを発端にして、あらたな問題解決的な学習が始まります。
この問題解決的な学習の繰り返しを体験することで、「探求的な学び」の楽しさ、大切さが身に付いていきます。
これからの時代は、この「探求的に学ぶ力」がとても大切になっていくと、考えています。
【目標達成に向けて】
この目標を達成するために、本校では以下のことを行っていきます。
1.すべての子ども達に研究の成果を還元するため、
すべての学級で事前授業、事後授業、校内研究授業のいずれかを行います。
2.校内研究で学んだ内容は常に日常化していきます。継続的に日々の授業で生かしていきます。
更新日:2024年07月05日 12:43:56